2019/11/19
承服orz からの特許٩(ˊᗜˋ*)و
皆様、こんにちは。 外苑前駅3番出口徒歩20秒、特許業務法人 IPXの奥村 光平(オクムラ コウヘイ)です。代表弁理士COO/CTOとして、CEOの押谷とともに当所IPXを経営しています。 IPXでは、"From XXTech to Academic Study" をポリシーに、創業当初より得意としていたベンチャー系テクノロジーから、大学・研究機関等での高度な専門性を必要とする学術研究に至るまで、多様な経歴を有するスタッフが、ソフトウェア・ICT分野(特に、AI, IoT,VR/AR, CV, 画像処理, ロボティクス, 無線通信, 制御等)の特許事案を、迅速かつ丁寧に対応いたします。「品質」と「スピード」とは徹底化されたIPX独自の3つのメソッドに基づくことで両立いたします(爆速知財サービス)。 本日弊所のお客様で、トリッキーな案件の特許査定がでました。 (・・あ、てかブログ久々の更新ですねw) 弊所の得意とするITベンチャー企業のお客様で、 面談をし、明細書を作成し、スーパー早期審査を出願と同時にしました。 すると、1ヶ月もしてOAが来ました。 見ると、まさかのドンピシャで、従属の観点も引例に近いものが多く焦る・・・。 なんとか考え出した上、当所従属とは考えていなかったポイントで限定することを考えました。 そのポイントは引例には書かれていません。 しかし、ここがそもそもポイントになるだろうとは想定していなかったので、記載が乏しい、 というか一行書いてあるだけ。 その一行は、実施品のある描写を説明した一行にすぎません。 ここで限定するのはさすがに狭すぎるし、これを無理やり上位概念化して 意見書で主張するのは、さすがに厳しいのでは?となりました。 そこで話し合った結果、この件は承服し、 国優で、上記ポイントの記載を盛って、出し直し(今度もスーパー早期審査)をすることに。 もちろん庁費用は顧客にもってもらいましたが、 弊所の手数料はOA対応と同程度にさせていただきました。 その後OAがきましたが、これは勝てるな!という感じでした。 そして今日特許査定がきたわけです。 本件は出願と同時の早期審査ということで、 未公開だったことから、今回の技が有効だったのだと思います。 もちろん、最初からこのポイントが重要だと気付ければよかったのですが、 今回に関しては、それは難しいかなぁというのが印象です。 姉妹ブログ: 爆速!知財のIPX(当所CEO 押谷)もよろしくお願いします。 |