2016/12/03
脱・関係代名詞
皆様、こんにちは。 外苑前駅3番出口徒歩20秒、特許業務法人 IPXの奥村 光平(オクムラ コウヘイ)です。代表弁理士COO/CTOとして、CEOの押谷とともに当所IPXを経営しています。 IPXでは、"From XXTech to Academic Study" をポリシーに、創業当初より得意としていたベンチャー系テクノロジーから、大学・研究機関等での高度な専門性を必要とする学術研究に至るまで、多様な経歴を有するスタッフが、ソフトウェア・ICT分野(特に、AI, IoT,VR/AR, CV, 画像処理, ロボティクス, 無線通信, 制御等)の特許事案を、迅速かつ丁寧に対応いたします。「品質」と「スピード」とは徹底化されたIPX独自の3つのメソッドに基づくことで両立いたします(爆速知財サービス)。 関係代名詞は先行詞が一意に定まらない文がありえます。 例えばクレームにおいて 「ケース2と、機構3と、壁に力を付与するように構成される複数のバネ4とを備える装置1」 というのが登場したとして an apparatus 1 comprising a case 2, a mechanism 3 and a plurality of springs 4 which are configured to apply force to a wall.... と書くと、先行詞がバネ4なのかケース2、機構3及びバネ4なのかわからなくなります。 まぁ今回のように文脈から判断できるものもありますが、 このように先行詞が曖昧になるおそれがある関係代名詞はやめて、 分詞構文で説明すると、 an apparatus 1 comprising a case 2, a mechanism 3 and a plurality of springs 4, the plurality of springs 4 being configured to apply force to a wall... とします。 まぁ日本語でも係り受け曖昧にするなってよく言われるんで同じですね。 姉妹ブログ: 爆速!知財のIPX(当所CEO 押谷)もよろしくお願いします。 |