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分業式の弊害(その2)

 皆様、こんにちは。

 外苑前駅3番出口徒歩20秒、特許業務法人 IPXの奥村 光平(オクムラ コウヘイ)です。代表弁理士COO/CTOとして、CEOの押谷とともに当所IPXを経営しています。

URL: ipx.tokyo
アイピーエックス ドット トウキョウ と覚えてくださいね!

 IPXでは、"From XXTech to Academic Study" をポリシーに、創業当初より得意としていたベンチャー系テクノロジーから、大学・研究機関等での高度な専門性を必要とする学術研究に至るまで、多様な経歴を有するスタッフが、ソフトウェア・ICT分野(特に、AI, IoT,VR/AR, CV, 画像処理, ロボティクス, 無線通信, 制御等)の特許事案を、迅速かつ丁寧に対応いたします。「品質」と「スピード」とは徹底化されたIPX独自の3つのメソッドに基づくことで両立いたします(爆速知財サービス)。


10/31の記事の続きです。
分業式で最も怖いのは、大きな変化があったときだと思います。

例えばあるクライアントが、法律的な理由で又は知財戦略的な理由で、
一定の時期に所定の手続きを大量に発注する場合です。
例えばその手続きが「出願」だったとしましょう。

事務所として出願が多いのは喜ばしいことですが、
事務の「出願」担当者が激務を強いられることになります。
一方で、中間処理担当者(「出願」の手順を知らない)は、暇だったりするわけです。
さらに出願担当者が過労でぶっ倒れたらもうしゃれになりません。

また分業化することによって、責任問題という
しょうもない考え方が生じるわけです。
本件は本来誰々のマターで、誰々でないあんたがやって
もし問題があったら責任がとれるのか?みたいな。

ただ本質的な話をすると、何か問題があっても、
クライアントから見たらその人の問題以前に「○○事務所」の問題なわけです。

結構過剰に分業化している大きな事務所は多いと思います。
技術者はまだいい方で、問題は事務さんですね。
出願だけやらされるとかまさにルーチンになってしまいます。
この業界は「士」業であり、本来一人でもできるわけです。
実際世の中の8割は個人事務所です。
いろいろな仕事があり、だから楽しいんです。

ある程度の分業化は、業務効率化という観点で組織にプラスに働くと思いますが、
過剰な分業は、
従業者にとってもストレスを生み
組織を悪い方向に持っていくと思います。

ただ結局大きな事務所の経営者からしたら、その方が儲かるんでしょうね(笑)
儲かるって、経営者自身がですよ。
シングルタスク人材の方が給料低くてもいいわけで。

そういう意味でセル生産式の課題は優秀人材の確保なんでしょうね。
そもそもマルチタスクができる=独立もできる。ってことですし。
高い給料を出さないと独立されちゃいますから。
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奥村 光平

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 みなさん、こんにちは!

 特許業務法人 IPXという特許事務所を経営している代表弁理士COO/CTOの奥村 光平です。

【略歴】
 博士(情報理工学)/日本学術振興会特別研究員 (DC2&PD)から、鈴榮特許綜合事務所(知財未経験の特許技術者として)に入所。続いて短答試験に合格したので外国出願に強い特許事務所に転職し翌年最終合格(アソシエイト弁理士)。2018年4月に前職の同僚である押谷と特許業務法人 IPXを設立し、代表弁理士COO/CTOに就任。

【特技】
 特技というか趣味に近いですが、日英韓三ヶ国語話せます。ちなみに純ジャパニーズです^^; 一応情報系出身なので、所内のシステム組むとかもやってます。

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