2018/06/01
弁理士を目指したキッカケ
皆様、こんにちは。 外苑前駅3番出口徒歩20秒、特許業務法人 IPXの奥村 光平(オクムラ コウヘイ)です。代表弁理士COO/CTOとして、CEOの押谷とともに当所IPXを経営しています。 IPXでは、"From XXTech to Academic Study" をポリシーに、創業当初より得意としていたベンチャー系テクノロジーから、大学・研究機関等での高度な専門性を必要とする学術研究に至るまで、多様な経歴を有するスタッフが、ソフトウェア・ICT分野(特に、AI, IoT,VR/AR, CV, 画像処理, ロボティクス, 無線通信, 制御等)の特許事案を、迅速かつ丁寧に対応いたします。「品質」と「スピード」とは徹底化されたIPX独自の3つのメソッドに基づくことで両立いたします(爆速知財サービス)。 今日は弁理士になろうと思ったキッカケを書いてみたいと思います。 自己紹介でも書きましたが、 特許業界に来るまでは、大学でポスドクをしていました。 学振PDというやつですね。 ポスドクというと苦しいイメージを思われがちですが、 僕の場合、ラボが超絶自由でとても有意義に過ごさせてもらいました。 正直、日本一の研究室だと自負しています。 そもそも大学の研究室なのに50人くらい所属者がいますし。 ほとんどベンチャー企業状態でしたね。恩師は以下の2人です。 ・石川 正俊 先生 (東大石川研) ・奥 寛雅 先生 (群馬大奥研) (詳しい研究内容は、別の機会に書きます。) 実際に、研究室としては最高の環境で不自由はなかったのですが、 自分の研究者としての素質には若干の疑問はありました・・・。 論文を書いたり、発表をするたびに受賞をするくらい、凄い研究者像に見えていたかもしれませんが、 技術的な内容は面白いけど、自分が研究をするのはそこまで得意ではないというのが本音でした。 実際、めっちゃ優秀な人が多すぎて、申し訳ない気持ちもどこかにありました。 一方で、成果を論文にまとめたり発表をしたりするのは少なからず嫌いではなかったし、 受賞といった客観的な評価もありました。 また、研究者(というか理系)の人材の中では比較的英語が得意だったので、 理系博士×語学×情報発信力 というバックグラウンドが活かせ、食いっぱぐれない仕事はないかと考えました。 そして「弁理士」にたどり着くわけです。 もちろん、今でこそ特許明細書と論文の考え方や書き方の違い等を知っていますが、 当時はそんなこと知るよしもなく、この業界に飛び込んでみたのでした。 まぁ試験勉強の大変さ等を考えず飛び込んだのはいかがなものかと・・・ と、今でこそ当時の自分につっこみたくなりますが、なんとかなってるので結果オーライですね。 次回は、最初に飛び込んだ大手事務所での経験について書きたいと思います。 スポンサーサイト
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